狩猟免許|狩猟免許試験過去問集

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狩猟免許 例題集過去問

このページでは、狩猟免許試験に対応した例題と解説を掲載しています。 狩猟に関する法令、猟具の使い方、鳥獣の判別、安全管理など、試験で問われる分野を網羅的にカバー。 実際の狩猟免許試験例題集に基づいた問題に加えて、各問には正解とわかりやすい解説がセットになっており、初心者でも安心して学習できます。 出題傾向に応じた学習アドバイスも掲載しており、試験対策を効率よく進めることが可能です。 また、スマートフォン対応により、通勤中や外出先などのスキマ時間でも手軽に勉強できます。 狩猟免許試験合格を目指すすべての受験者にとって、有用な学習コンテンツです。

狩猟免許試験は全30問出題されます。

2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら

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41〜50 / 421問(5 / 43ページ)
問121:No.121 次図の猟具は何か。正しいものを選びなさい。
  • ア:囲いわな
  • イ:はこわな
  • ウ:はこおとし
設問No.121の画像
答)ウ
おしの一種のはこおとし 通常のおしは、獲物を圧殺するが、猟具として使用できるものにはストッパーの「(さん)」がついている。
問122:No.122 次図の猟具は何か。正しいものを選びなさい。
  • ア:くくりわな
  • イ:とらばさみ
  • ウ:はこおとし
設問No.122の画像
答)ア
色々なタイプがあるが、図はバネ式。 この他に引きずり型、鳥居型、ピラミッド型、はねあげ型がある。
問123:No.123 次図の猟具は何か。正しいものを選びなさい。
  • ア:はこわな
  • イ:囲いわな
  • ウ:はこおとし
設問No.123の画像
答)イ
囲いわな いわゆる天井部分のないはこわな
問124:No.124 くくりわなについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:引きずり型、ピラミッド型、筒式イタチ捕獲器がある。
  • イ:はねあげ型、鳥居型、はこおとしがある。
  • ウ:囲い型、引きずり型、筒式イタチ捕獲器がある。
答)ア
イ:「はこおとし」はくくりわなではない。ウ:囲い型はない。
問125:No.125 くくりわなの構造についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:獣の通り道などに設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、獣の首、脚又は体等をくくり捕えるわなのことである。
  • イ:箱の中に獣が入り込んで餌をくわえて引いたりすると、出入口が半自動的に閉まることにより、獣を閉じ込めて捕えるわなのことである。
  • ウ:箱の中に獣が入り込むなどすると、重しを載せた天井などが落下することにより獣を圧迫し、動けなくなるようにして捕えるわなのことである。
答)ア
イは「はこわな」、ウは「はこおとし」のことである。
問126:No.126 狩猟に使用することができるくくりわなについての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:イノシシの通り道などに設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、イノシシの脚をくくり高く吊り上げて捕えることができる。
  • イ:クマの通り道などに設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、クマの脚をくくり捕えることができる。
  • ウ:シカの通り道などに設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、シカの脚をくくり捕えることができる。
答)ウ
アのように、イノシシなどの大型獣類を吊り上げる構造のくくりわなは、非常に危険なわなであり、使用が禁止されている。また、狩猟では、クマをわなで捕獲することは禁止されている。
問127:No.127 締め付け防止金具についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:くくりわなに獣がかかった時、くくりわなを固定した立木等にダメージを与えないようにするためのものである。
  • イ:わなの設置作業をするとき、わなを設置した者が手などをはさまないようにするための安全装置である。
  • ウ:くくりわなに、捕獲する意図がなかった獣がかかった時、その獣を容易に解放できるようにしたり、必要以上に小さく締まることによる獣への損傷を軽減したりするためのものである。
答)ウ
アはよりもどしによる効果の一つの説明である。
問128:No.128 くくりわなのよりもどしについての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:くくりわなにかかった獣があばれてワイヤーがねじれることによって、ワイヤーロープが切れないようにするためのものである。
  • イ:くくりわなにかかった獣があばれることによって、くくりわなのワイヤーロープが、くくりわな固定した立木等を損傷しないようにするためのものである。
  • ウ:くくりわなにかかった獣から、ワイヤーを容易に外せるようにするためのものである。
答)ア
ワイヤーロープがねじれると切れやすくなることから、ワイヤーロープの切断防止を目的としたものである。なお、イノシシ及びシカの捕獲を目的としたくくりわなでは、よりもどしを装着することが義務付けられている。
問129:No.129 「はこわな」と「囲いわな」の構造の違いに関する次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:わなの内部に、餌を置いておくのが「はこわな」であり、餌を置かないのが「囲いわな」である。
  • イ:半分を超える屋根型の天井部分があるのは「はこわな」であり、天井部分がない又はあっても半分以下のは「囲いわな」である。
  • ウ:側面が透けて見えないように板などでできているのは「はこわな」であり、側面が透けて見えるように金網や鉄格子などでできているのは「囲いわな」である。
答)イ
「はこわな」も「囲いわな」も、わなの中に獣が入り込んで餌をくわえて引いたりすると、出入口が半自動的に閉まることにより、獣を閉じ込めて捕えるわなのことである。このうち、囲いわなは、天井(半分以下)を除く周辺を杭や金網、鉄格子等で囲い込むものをいう。
問130:No.130 はこわなについての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:箱の中に獣が入り込んで餌をくわえて引いたりすると、出入口が半自動的に閉まることにより、獣を閉じ込めて捕獲するわなのことである。
  • イ:箱の中に獣が入り込むと、迷路のようになっていることにより、獣が逃げ出せなくなるわなのことである。
  • ウ:箱の中に獣が入り込むと、内部に張られた網にからめとられることにより、獣が逃げ出せなくなるわなのことである。
答)ア
問131:No.131 筒式イタチ捕獲器のストッパーに関する次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:非狩猟鳥獣のイタチ(メス)などがかかった場合にへい死しないように、ひもの途中にこぶなどを作って首を締めきらないようにするためのものである。
  • イ:かかった獣が逃げ出さないように、筒の出入口をふさぐためのものである。
  • ウ:筒式イタチ捕獲器が設置場所から容易に移動しないように、地面に固定するためのものである。
答)ア
問132:No.132 はこおとしの「さん」に関する次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:箱の中に入り込んだ獣が逆戻りできないように、入口をふさぐためのものである。
  • イ:箱の中に入り込んだ獣を圧殺しないように、天井板が途中でストップするためのものである。
  • ウ:箱の中に獣をおびき寄せるためのものである。
答)イ
問133:No.133 イタチ(オス)を捕獲するための猟具である「はこおとし」の構造についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:天井部が落下し、底板と密着して獲物を圧殺するようにできている。
  • イ:天井部が落下するが、底板の数センチメートル上にある「さん」でとまって獲物を閉じこめるようにできている。
  • ウ:箱の床部にとりもちが塗ってあり、獲物がいったん箱の中にはいったら逃げられないようにできている。
答)イ
ア:禁止行為のおしの説明である。 ウ:とりもちは、使用が禁止されている。
問134:No.134 イタチ(オス)を捕獲するための猟具でもある「筒式イタチ捕獲器」の構造についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:獲物が筒の中に入ると仕掛けがはずれ、糸や針金により獲物の首を締めて捕獲する構造のわなである。首が締まりすぎて誤って入った他の鳥獣を殺すことのないようストッパーがついている。
  • イ:獲物が筒の中に入ると仕掛けがはずれ、糸や針金により獲物の脚を締めて捕獲する構造のわなである。
  • ウ:獲物が筒の中に入ると出入口の戸が落ち、筒の中に獲物を閉じこめて捕獲する構造のわなである。
答)ア
非狩猟鳥獣であるイタチ(メス)などを誤って捕獲してしまわないように、ストッパーがついている。
問135:No.135 イノシシを捕獲するくくりわなの適正な使用方法についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:イノシシの通り道(けものみち)に仕掛けるときは、必ず足をつくと思われる場所を探して設置するとかかりやすくなる。
  • イ:単にイノシシの脚がくくられただけでは逃げられてしまうことがあるので、かかったイノシシの体が吊り上げられるようにする。
  • ウ:ツキノワグマも捕獲することができるように、輪の大きさや仕掛ける場所を工夫する。
答)ア
イノシシなどを宙づりにできるものは、禁止猟具(危険なわな)である。 くくりわなで、ツキノワグマやヒグマを捕獲することは禁止されている。
問136:No.136 くくりわなの適正な使用方法についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:一般に鳥獣は、油のにおいのするものを避ける習性があるので、金属製のくくりわなを使用するときには油を拭き取っておくようにする。
  • イ:一般に鳥獣は、光るものを好む習性があるので、金属製のくくりわなを使用するときには、さびや汚れをとって磨いておくようにする。
  • ウ:色々な種類の獣をつかまえられるように、輪の直径はできるだけ大きくしておくようにする。
答)ア
一般に鳥獣は、光る物や油のにおいのするものは避ける習性がある。また、輪の直径が12センチメートルを超えるくくりわなの使用は禁止されている。
問137:No.137 狩猟におけるとらばさみの使用についての次の説明のうち、適切なものはどれか。
  • ア:内径の最大長が12cm以上のとらばさみに限り、使用が禁止されている。
  • イ:のこぎり歯(鋸歯)のあるとらばさみに限り、使用が禁止されている。
  • ウ:すべてのとらばさみについて、使用が禁止されている。
答)ウ
以前は内径の最大長が12cm以上のとらばさみ、のこぎり歯(鋸歯)のあるとらばさみに限り、使用が禁止されていた。平成19年猟期からは、すべてのとらばさみについて狩猟における使用が禁止されている。
問138:No.138 散弾銃の種類を正しく示したものはどれか。
  • ア:自動(装てん式)銃
  • イ:上下2連銃
  • ウ:水平2連銃
設問No.138の画像
答)イ
1は自動(装てん式)銃 2は水平2連銃 3は上下2連続
問139:No.139 自動(装てん式)銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:先台を手で前後に往復させて、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
  • イ:発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
  • ウ:ひとつの弾丸を正確に命中させるために、銃身の銃腔内の全部にらせん状の溝を切ってある散弾銃である。
答)イ
ア:スライドアクション銃の説明 ウ:ライフル銃の説明
問140:No.140 上下2連銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が横に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
  • イ:弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が縦に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
  • ウ:発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
答)イ
ア:水平2連銃の説明 ウ:自動(装てん式)銃の説明
問141:No.141 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。
  • ア:先台 銃床 照星
  • イ:機関部 床尾 照門
  • ウ:先台 床尾 照門
設問No.141の画像
答)ア
1:先台(さきだい) 2:銃床(じゅうしょう) 3:照星(しょうせい)
問142:No.142 銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • イ:撃針は、雷管を打撃して起爆させるためのものである。
  • ウ:逆こう(かけ金)は、引鉄の動きを止めるためのものである。
答)イ
撃鉄:撃針を打撃 撃針:雷管を打撃して起爆 逆こう:撃鉄を固定。引鉄を引くとはずれる。 安全装置:引鉄の動きを止める。
問143:No.143 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。
  • ア:擊針 引鉄 逆こう(かけ金)
  • イ:撃鉄 逆こう(かけ金) 繋針
  • ウ:逆こう(かけ金) 繋針 繋鉄
設問No.143の画像
答)イ
1:撃鉄 2:逆こう(かけ金) 3:擊針
問144:No.144 銃器の安全装置についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ア:安全装置は、引鉄の動きを止める働きをするもので、不用意に別に触れたときの暴発を防止するための装置である。
  • イ:安全装置をかけても、振動や衝撃により暴発するおそれがある。
  • ウ:銃器を持ったまま飛び跳ねたりする場合、安全装置をかければ、脱包しなくても暴発を避けることができる。
答)ウ
安全装置は、引鉄の動きを止めるだけのもの。 振動などを与えると、逆こう(かけ金)でとまっていた撃鉄がはずれ、暴発するおそれがある。
問145:No.145 絞り(チョーク)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:散弾の飛ぶ距離を調整するためのものである。
  • イ:固定式、交換式などがあり、平筒~全絞りなど、数段階ある
  • ウ:銃身の銃口部の内径を、中央部の内径より0ミリメートル~1ミリメートル広くしてある部分のことである。
答)イ
ア:散開の度合いを調整するためのもの。 ウ:「狭く」が正しい
問146:No.146 散弾銃で連続発射できる実包(装弾)数についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:上下2連銃は、最大3発である(上銃身に1発、下銃身に1発、弾倉に1発)。
  • イ:自動(装てん式)銃は、最大3発である(薬室に1発、弾倉に2発)。
  • ウ:水平2連銃は、最大3発である(右銃身に1発、左銃身に1発、弾倉に1発)。
答)イ
上下2連銃:2発 水平2連銃:2発 自動(装てん式)銃:3発
問147:No.147 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:散弾銃に使用される実包(装弾)は、主に薬きょう、雷管、火薬、ワッズ、散弾からできている。
  • イ:日本で使われている散弾実包の薬きょうが開いたときの全長には、3インチ、4インチなどの長さの種類がある。
  • ウ:散弾実包は、号数の数字が大きくなるほど粒の大きさが大きくなる。
答)ア
イ:散弾実包の全長には3インチ、2と3/4インチなどがある。 ウ:3号の散弾の直径:3.5mm 9号の散弾の直径2.0mm (散弾は号数が大きくなるほど、粒が小さくなる)
問148:No.148 スラッグ弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:ライフル銃で撃つことができる、大型獣捕獲用の単体弾のことである。
  • イ:スラッグ弾の中には、銃腔長の半分以下の長さのらせん状の溝(ライフリング)が切ってある特別な銃身の散弾銃で撃つこともできるサボット・スラッグ弾がある。
  • ウ:散弾銃で撃つことができる、鳥獣を威嚇するためのゴム弾や花火弾のことである。
答)イ
ア:スラッグ弾を撃てるのは散弾銃。 ウ:スラッグ弾は、散弾銃で発射できる単体弾。サボット・スラッグ弾は、金属製弾丸がプラスチックのカバーで包まれたもの。ライフリング付きの銃身で撃つのが一般的だが、無い銃身で撃てるものもある。
問149:No.149 鉄製の散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:同じ号数の鉛製の散弾に比べて、実包内の散弾の粒数が3割程度少なくなっている。
  • イ:鉛製の同じ号数の散弾に比べて、飛距離や殺傷力が多少落ちるので、鉛弾と同等の効力を得るためには、数字が1号~2号程度小さい号数の散弾を使用することが適当である。
  • ウ:鉛製の散弾に比べて固いので、同じ号数の散弾であれば、殺傷力は鉛製のものよりも大きい。
答)イ
鉛に比べて軽いので、実包の粒数は3割程度多く入っている。また、同じ号数の散弾に比べて飛距離や殺傷力が多少劣る無毒性である。
問150:No.150 散弾の飛距離についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
  • ア:散弾は、初速(銃口から出たときの速度)が同じならば、大きい(重い)ほど飛距離は長くなる。
  • イ:散弾は小さいので、その飛距離は風の影響をほとんど受けない。
  • ウ:散弾の飛距離は、射角35~40度で発射したときに最も長くなる。
答)ア
散弾は大きく重いほど飛距離は長くなる。風の影響は強く受ける。 最大到達距離が得られる射角は、ライフル銃が32°C~35°C、散弾銃が20°C~30°である。