銃猟一種問題|狩猟免許試験過去問集
第一種銃猟では、ライフル銃・ハーフライフル銃・散弾銃の扱いに関する知識が問われます。
本教材では、過去問の中から代表的な問題を抽出し、それぞれの要点を明確に解説。
法令、安全管理、猟具の制限など、分野ごとに整理された内容で、理解を重ねながら学習を進められます。
外出先でも使いやすいよう、スマートフォンに最適化された設計となっています。
銃猟一種問題 過去問
一種銃猟に関する問題も難易度が高い場合がありますが、銃の取り扱いや使用に関する法令や技術的なポイントが重要です。
試験合格には、実際の銃猟に関する規則や取り扱い方を正確に理解することが必要です。
このページでは、一種銃猟に関連する出題内容を集めて紹介しています。
猟種全カテゴリ問題はこちらで見ることができます。
狩猟免許試験は全30問出題されます。
2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら
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31〜55 / 55問(2 / 2ページ)
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問31:No.155 3号散弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:50メートル
- イ:70メートル
- ウ:90メートル
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答)ア
OOB~4号:50m 5~6号:45m
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問32:No.156 7.5号散弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:30メートル
- イ:40メートル
- ウ:50メートル
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答)イ
空気銃弾:30m 7~10号:40m OOB~4号:50m
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問33:No.157 9号散弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:30メートル
- イ:40メートル
- ウ:50メートル
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答)イ
空気銃弾:30m 7~10号:40m OOB~4号:50m
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問34:No.158 一般の30口径級ライフル弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:100メートル
- イ:200メートル
- ウ:300メートル
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答)ウ
30カービン(ホーワ300):100m 一般の30口径級ライフル:300m
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問35:No.159 OOB号散弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:315メートル
- イ:415メートル
- ウ:515メートル
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答)ウ
OOB号:515m 1号:315m
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問36:No.160 2号散弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:200メートル
- イ:300メートル
- ウ:400メートル
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答)イ
OOB号:515m
2号:300m
9号:210m
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問37:No.161 6号散弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:150メートル
- イ:200メートル
- ウ:250メートル
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答)ウ
6号:250m
9号:210m
10号:195m
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問38:No.162 8号散弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:155メートル
- イ:225メートル
- ウ:275メートル
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答)イ
4号:275m
8号:225m
10号:195m
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問39:No.163 一般のスラッグ弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:600メートル
- イ:700メートル
- ウ:800メートル
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答)イ
スラッグ700m
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問40:No.164 一般の30口径級ライフル弾の最大到達距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:2,000~2,500メートル
- イ:2,500~3,200メートル
- ウ:3,200~4,000メートル
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答)ウ
30口径級ライフル3,200~4,000m
30カービン(ホーワ300)2,200m
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問41:No.165 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:捕獲しようとする鳥獣の大きさに応じて、散弾の号数を変える必要がある。
- イ:大型獣を捕獲しようとするときは、捕獲効率を上げるために散弾が200粒以上入った実包(装弾)を使用する。
- ウ:小さな散弾の実包(装弾)は殺傷力が弱いので、ヒヨドリやムクドリ等を捕獲しようとするときは、直径4.5ミリメートル以上の散弾の入った実包を使用する。
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答)ア
大型獣:スラッグやOOB号など(直径4.5~8.6mm)。但し、大日本猟友会ではOOB号は使用禁止としている。
ヒヨドリなど:7~9号(直径2.0~2.5mm)
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問42:No.166 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:キジやヤマドリには、3号前後の散弾を使用する。
- イ:カモやノウサギには、7号前後の散弾を使用する。
- ウ:タシギには、9号前後の散弾を使用する。
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答)ウ
キジやヤマドリ:5~6号
カモやノウサギ:3~4号
タシギ:9号
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問43:No.167 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:キジバトやコジュケイには、4号前後の散弾を使用する。
- イ:イノシシやニホンジカには、OOB号散弾やスラッグ弾を使用する。
- ウ:カモやノウサギには、OOB号散弾やスラッグ弾を使用する。
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答)イ
キジバトやコジュケイ:7~8号
イノシシやニホンジカスラッグOOB号。但し、大日本猟友会ではOOB号は使用禁止としている。
カモやノウサギ:3~4号
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問44:No.168 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:キジバトやコジュケイには、7号前後の散弾を使用する。
- イ:イノシシやニホンジカには、5号前後の散弾を使用する。
- ウ:カモやノウサギには、9号前後の散弾を使用する。
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答)ウ
キジバトやコジュケイ:7~8号
イノシシやニホンジカ:スラッグ~OOB号(同上)
カモやノウサギ:3~4号
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問45:No.169 銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:前方に人がいても、水平撃ちをしなければ発砲してもよい。
- イ:ライフル弾やスラッグ弾は、安土があることを確認してから発砲する。
- ウ:猟場においては、いつ獲物が出るかわからないので常に実包(装弾)を装てんしておく。
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答)イ
人のいる方向に発砲しない。実包は持ち場についてから装てん。発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱包する。殺傷能力の高いライフル銃などは、安土(バックストップ)があることを確認してから発砲する。
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問46:No.170 銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃口部に雪、泥、木の葉等が混入した場合は、枝等で突き開けてから発射する。
- イ:猟場においては、いつ獲物が出るかわからないので、やぶの中で物音がしたら即座に発射できるように準備しながら歩く。
- ウ:弾丸が到達する可能性のある範囲内に、人家や道路等のないことを確認してから発砲する。
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答)ウ
銃口部に雪などが入った場合は、分解して異物を取り除く。物音だけでなく、獲物の姿をきちんと確認してから発砲する。
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問47:No.171 銃器の使用方法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱包する。
- イ:実包(装弾)の装てんや機関部の閉鎖は、銃を平行にして行う。
- ウ:岩などの硬いものに向かって発砲しても差し支えない。
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答)ア
装てんなどは、銃口を地面に向けて行う。
跳弾しないように、岩などに向けて発砲しない。
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問48:No.172 休憩時の銃器の取扱いに際しての注意事項についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:地面に横たえると汚れるので、木に立てかけておく。
- イ:獲物が出たときにすぐに発砲できるように、実包(装弾)を装てんしておく。
- ウ:脱包のうえ、機関部は必ず開放状態にしておく。
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答)ウ
発砲の機会が遠のいたら、こまめに脱砲する。
木に立てかけると、何かのひょうしに倒れて暴発するおそれがあるので危険である。
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問49:No.173 銃器の受渡しについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:実包(装弾)を必ず脱包し、銃口を上又は手前に向けて渡す。
- イ:実包(装弾)を装てんしたままの場合は、安全装置をかけ、銃床を相手に向けて渡す。
- ウ:離れていて直接手渡すことができない場合は、実包(装弾)を必ず脱包し、合図とともに投げ渡す。
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答)ア
脱包し、銃床を相手側、銃口を上又は手前にして手渡す。
但し、銃器は常に自分で持つことが必要であり、渡渉などの真にやむを得ない場合のみ
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問50:No.174 引鉄の重さ(引落力)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:狩猟用の銃は、約1.0キログラムが適当である。
- イ:狩猟用の銃は、約2.0キログラムが適当である。
- ウ:狩猟用の銃は、約3.0キログラムが適当である。
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答)イ
約2.0キログラム(散弾銃及びライフル銃についてである。
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問51:No.175 銃器の空うちについての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃の取扱いに慣れるために、できるだけ空うちをした方がよい。
- イ:銃をしまうときに、バネを休めるために空うちする場合は、実包(装弾)が装てんされていないことを確認し、撃針孔の保護のため当てものはしてはいけない。
- ウ:空うちは、針やバネの折損を招くおそれがあり、時には誤発事故の原因になる。
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答)ウ
空うちは銃の破損や暴発などにつながるおそれがあり、できるだけ控えるべきだが、銃をしまう時などにやむを得ず行う場合は、撃針孔に木片などの当てものをする。
また、技能講習などの際は、十分な脱包確認を行った上で空うちキャップなどを使用する。
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問52:No.176 銃猟の際の服装についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:迷彩服などの目立たない色の服は着用しない。
- イ:オレンジ色の帽子や服は、鳥獣を驚かすので着用しない。
- ウ:薄くて手足ができるだけ露出している動きやすいものを着用する。
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答)ア
目立つように、オレンジ色の帽子や服を着用する。ニホンジカやイノシシは色の識別はできないといわれている。
傷や虫さされなどを防止するため、手足は、露出させないようにする。
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問53:No.177 猟犬についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:猟犬として利用できる犬種は国の告示で決められており、それ以外の種を利用することはできない。
- イ:猟犬は、獲物がいる場所の探索、追い込み、しとめた獲物の回収を目的として連れて歩くものである。
- ウ:猟犬は、鳥猟犬と獣猟犬に大きく分けることができ、ポインターは獣猟犬の代表的な種である。
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答)イ
猟犬は、ポインターなどの鳥猟犬とビーグルなどの獣猟犬に大別できる。猟犬は、獲物の探索、追い込み、回収などをする。犬種について規制はない。
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問54:No.365 散弾の種類についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:鉛散弾の使用が環境に与える影響は極めて限定的であり、北海道以外では鉛散弾の使用は可能である。
- イ:鉄は鉛より柔らかいので、鉄製の散弾は、すべての銃器に使用することができる。
- ウ:鉛以外の金属でできた散弾を使用する場合には、銃器の種類等に応じて、適切な硬さの散弾を選ぶ必要がある。
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答)ウ
鉛製の散弾以外の鉛製に比べて固い散弾を使用する場合は、銃器の種類に応じた適切な硬さのものを選ばなければならない。また、鉛散弾については、北海道以外でもその使用が禁止されている地域がある。
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問55:No.366 野生鳥獣の鉛中毒についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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- ア:水鳥の鉛中毒は、残留している鉛弾を水鳥が誤飲することが主な原因で発生すると考えられている。
- イ:鳥類の鉛中毒では、その飛翔能力が低下することが確認されているが、死亡する例はほとんどない。
- ウ:猛禽類の鉛中毒を防止するため、鉛弾で捕獲した鳥獣を山野に放置することは止めるべきである。
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答)イ
水鳥の鉛中毒は、水中などに残留している鉛弾などを小石と間違って飲み込むことによっても発生している。また、猛禽類の鉛中毒は、鉛弾が体内に残っている鳥獣の死骸を食べることによって発生する場合が多いと考えられている。