銃猟一種問題|狩猟免許試験過去問集
第一種銃猟では、ライフル銃・ハーフライフル銃・散弾銃の扱いに関する知識が問われます。
本教材では、過去問の中から代表的な問題を抽出し、それぞれの要点を明確に解説。
法令、安全管理、猟具の制限など、分野ごとに整理された内容で、理解を重ねながら学習を進められます。
外出先でも使いやすいよう、スマートフォンに最適化された設計となっています。
銃猟一種問題 過去問
一種銃猟に関する問題も難易度が高い場合がありますが、銃の取り扱いや使用に関する法令や技術的なポイントが重要です。
試験合格には、実際の銃猟に関する規則や取り扱い方を正確に理解することが必要です。
このページでは、一種銃猟に関連する出題内容を集めて紹介しています。
猟種全カテゴリ問題はこちらで見ることができます。
狩猟免許試験は全30問出題されます。
2024年の例題集から抜粋していますので、法律が改訂されたりして答えが違う場合はご連絡ください。メールフォームはこちら
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1〜30 / 55問(1 / 2ページ)
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問1:No.20 狩猟で使用する猟具や猟法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:ライフル銃は、ツキノワグマ、ヒグマ、イノシシ、ニホンジカが捕獲対象の場合に限り使用できる。
- イ:原則として運行中の自動車から発砲してはいけないが、低速運行時で周囲に人がいない場合に限り発砲することができる。
- ウ:3発以上の弾倉がある散弾銃の使用は禁止されているが、ツキノワグマ及びヒグマを捕獲する場合に限り、最大5発の弾倉が認められる。
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答)ア
イ:低速であっても、運行中の自動車からの発砲は禁止、ウ:3発以上の弾倉のある散弾銃の使用は、例外なく禁止
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問2:No.21 狩猟で使用する猟具や猟法についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:空気散弾銃は、半矢の狩猟鳥獣をいたずらに増やすおそれがあるので、使用が禁止されている。
- イ:運行中の自動車からの発砲は原則として禁止されているが、例外として低速運行時で周囲に人がいな
い場合については発砲が認められている。(感知器)付きのものについては使用が認められている。
- ウ:据銃は、人に危害を加えるおそれがあるので原則として使用が禁止されているが、例外としてセンサ
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答)ア
イ:低速であっても、運行中の自動車からの発砲は禁止、ウ:据銃の使用は、例外なく禁止
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問3:No.62 狩猟鳥獣であるカモ類を銃器で捕獲する場合の環境大臣が定めた捕獲数の制限についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:1日当たり、合計して5羽である。
- イ:1日当たり、合計して3羽である。
- ウ:狩猟期間ごとに、合計して200羽である。
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答)ア
銃器で捕獲する場合は5羽
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問4:No.68 狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)であっても、音の静かな空気銃による捕獲に限り、例外的に銃器による捕獲が認められている。
- イ:住居が集合している地域であっても、流れ弾が人家に行かないように気をつければ、銃器による捕獲ができる。
- ウ:墓地では、その神聖さや尊厳を保持するために、捕獲は禁止されている。
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答)ウ
特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)では、例外なく銃の使用は禁止イ住居が集合している地域では、銃の使用は禁止
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問5:No.69 狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている場所についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:国道、都道府県道、市町村道においては捕獲が禁止されているが、農道及び林道においては捕獲が認められている。
- イ:公道の上における捕獲は禁止されているが、公道の上から畑にいる鳥獣を捕獲することは認められている。
- ウ:弾丸が公道の上を通過する方法による捕獲は禁止されている。
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答)ウ
公道での捕獲は禁止されている。
ア:農道や林道も公道。捕獲は禁止されている。
イ:公道からの発砲も、公道の捕獲であるため禁止されている。
ウ:公道の上を弾丸が通過する場合も、公道での捕獲とみなされる。
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問6:No.71 銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。しかし、満月の時には、日没後であっても銃猟をすることができる。
- イ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、都道府県ごとに同一時刻としている。
- ウ:日没後から日の出前までは銃猟が禁止されている。この場合の日没、日の出の時刻は、地域によって異なっている。
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答)ウ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。
これらの時刻は、暦による時刻で、例えば北海道では地域により異なる。
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問7:No.72 銃猟の時間規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:日の出又は日没の時刻は、暦にいう「日の出」又は「日の入り」ではなく、実際の日光の明暗により決められている。
- イ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦にいう「日の出」又は「日の入り」の時刻であると決められている。
- ウ:日の出又は日没の時刻は、実際の日光の明暗ではなく、「日の出」は午前6時15分、「日の入り」は午後4時45分であると決められている。
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答)イ
日没後から日の出前までは、銃猟が禁止されている。
これらの時刻は、実際の日光の明暗ではなく、暦による時刻である。
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問8:No.73 銃猟の規制についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:弾丸の到達するおそれがある建物に向かって銃猟を行うことは禁止されているが、空気銃の場合は鉄筋コンクリート造りの倉庫などの堅固な建物に限り例外として許されている。
- イ:弾丸の到達するおそれがある建物、電車、自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、装薬銃の場合は禁止されているが、空気銃の場合は禁止されていない。
- ウ:弾丸の到達するおそれのある建物、電車・自動車又は船舶に向かって銃猟を行うことは、どのような場合であっても例外なく禁止されている
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答)ウ
弾丸の到達するおそれのある人、飼養動物、建物電車自動車又は船舶などの乗り物などに向かって銃猟を行うことは、例外なく禁止されている。
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問9:No.74 特定猟具使用禁止区域についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:特定猟具の使用による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、都道府県知事により指定される。
- イ:特定の鳥獣の保護繁殖を図るために、都道府県知事により指定される。
- ウ:特定猟具を使用する狩猟者が集中することによる危険を防止するために、環境大臣により指定される。
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答)ア
目的:危険防止と静穏維持
指定主体:知事
規制内容:各区域ごとに指定された特定猟具の使用の禁止
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問10:No.75 特定猟具使用禁止区域(銃器の使用禁止)における狩猟者登録を受けて行う狩猟鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃器を使用した捕獲は、すべて禁止されている。
- イ:銃器を使用した捕獲は、市町村長の許可を受ければ行うことができる。
- ウ:銃器を使用した捕獲は、都道府県知事の許可を受ければ行うことができる。
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答)ア
銃を使用した捕獲の禁止区域である。許可を受ければ捕獲(登録狩猟)を行うことができる区域ではない。
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問11:No.76 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃猟を行うハンターが集中することによる危険を防止するために、都道府県知事により指定される。
- イ:特定の狩猟鳥獣の保護・増加を図るために、環境大臣により指定される。
- ウ:銃猟による危険を未然に防止するため又は静穏を保つために、環境大臣により指定される。
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答)ア
目的:集中による危険防止
指定主体:知事
規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール
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問12:No.77 特定猟具使用制限区域(銃器の使用制限)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃猟をしようとする者は、都道府県知事の承認を得なければならない。
- イ:猟をしようとする者は、市町村長の承認を得なればならない。
- ウ:銃猟をしようとする者は、環境大臣の定めた銃器の使用基準に従う場合は、特段の手続なしに狩猟を行うことができる。
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答)ア
目的:集中による危険防止
指定主体:知事
規制内容:特定猟具を使用する狩猟者の数のコントロール入手続知事の承認
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問13:No.90 銃器による鳥獣の捕獲についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃器を持って猟場に足を踏み入れたときから「捕獲行為」をしたことになる。
- イ:銃器を持ち歩くだけで「捕獲行為」をしたことになる。
- ウ:獲物を手に入れるために発砲した場合は、半矢で逃がしてしまったときでも、「捕獲行為」をしたことになる。
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答)ウ
明確な捕獲の意志を持って獲物に向かって発砲した場合は、半矢でとり逃がしたときでも、捕獲行為をしたことになる。
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問14:No.138 散弾銃の種類を正しく示したものはどれか。
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- ア:自動(装てん式)銃
- イ:上下2連銃
- ウ:水平2連銃
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答)イ
1は自動(装てん式)銃
2は水平2連銃
3は上下2連続
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問15:No.139 自動(装てん式)銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:先台を手で前後に往復させて、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
- イ:発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
- ウ:ひとつの弾丸を正確に命中させるために、銃身の銃腔内の全部にらせん状の溝を切ってある散弾銃である。
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答)イ
ア:スライドアクション銃の説明
ウ:ライフル銃の説明
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問16:No.140 上下2連銃(散弾銃)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が横に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
- イ:弾倉がなく外部から手で薬室へ実包(装弾)を供給する、銃身が縦に2本に並べられた元折れ式の散弾銃である。
- ウ:発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、装てんや空薬きょうの排出を行う散弾銃である。
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答)イ
ア:水平2連銃の説明
ウ:自動(装てん式)銃の説明
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問17:No.141 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。
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- ア:先台 銃床 照星
- イ:機関部 床尾 照門
- ウ:先台 床尾 照門
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答)ア
1:先台(さきだい) 2:銃床(じゅうしょう) 3:照星(しょうせい)
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問18:No.142 銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:銃器の撃発機構についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
- イ:撃針は、雷管を打撃して起爆させるためのものである。
- ウ:逆こう(かけ金)は、引鉄の動きを止めるためのものである。
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答)イ
撃鉄:撃針を打撃
撃針:雷管を打撃して起爆
逆こう:撃鉄を固定。引鉄を引くとはずれる。
安全装置:引鉄の動きを止める。
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問19:No.143 銃器の各部の名称を正しく示したものはどれか。
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- ア:擊針 引鉄 逆こう(かけ金)
- イ:撃鉄 逆こう(かけ金) 繋針
- ウ:逆こう(かけ金) 繋針 繋鉄
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答)イ
1:撃鉄 2:逆こう(かけ金) 3:擊針
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問20:No.144 銃器の安全装置についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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- ア:安全装置は、引鉄の動きを止める働きをするもので、不用意に別に触れたときの暴発を防止するための装置である。
- イ:安全装置をかけても、振動や衝撃により暴発するおそれがある。
- ウ:銃器を持ったまま飛び跳ねたりする場合、安全装置をかければ、脱包しなくても暴発を避けることができる。
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答)ウ
安全装置は、引鉄の動きを止めるだけのもの。
振動などを与えると、逆こう(かけ金)でとまっていた撃鉄がはずれ、暴発するおそれがある。
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問21:No.145 絞り(チョーク)についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:散弾の飛ぶ距離を調整するためのものである。
- イ:固定式、交換式などがあり、平筒~全絞りなど、数段階ある
- ウ:銃身の銃口部の内径を、中央部の内径より0ミリメートル~1ミリメートル広くしてある部分のことである。
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答)イ
ア:散開の度合いを調整するためのもの。
ウ:「狭く」が正しい
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問22:No.146 散弾銃で連続発射できる実包(装弾)数についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:上下2連銃は、最大3発である(上銃身に1発、下銃身に1発、弾倉に1発)。
- イ:自動(装てん式)銃は、最大3発である(薬室に1発、弾倉に2発)。
- ウ:水平2連銃は、最大3発である(右銃身に1発、左銃身に1発、弾倉に1発)。
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答)イ
上下2連銃:2発
水平2連銃:2発
自動(装てん式)銃:3発
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問23:No.147 散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:散弾銃に使用される実包(装弾)は、主に薬きょう、雷管、火薬、ワッズ、散弾からできている。
- イ:日本で使われている散弾実包の薬きょうが開いたときの全長には、3インチ、4インチなどの長さの種類がある。
- ウ:散弾実包は、号数の数字が大きくなるほど粒の大きさが大きくなる。
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答)ア
イ:散弾実包の全長には3インチ、2と3/4インチなどがある。
ウ:3号の散弾の直径:3.5mm
9号の散弾の直径2.0mm
(散弾は号数が大きくなるほど、粒が小さくなる)
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問24:No.148 スラッグ弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:ライフル銃で撃つことができる、大型獣捕獲用の単体弾のことである。
- イ:スラッグ弾の中には、銃腔長の半分以下の長さのらせん状の溝(ライフリング)が切ってある特別な銃身の散弾銃で撃つこともできるサボット・スラッグ弾がある。
- ウ:散弾銃で撃つことができる、鳥獣を威嚇するためのゴム弾や花火弾のことである。
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答)イ
ア:スラッグ弾を撃てるのは散弾銃。
ウ:スラッグ弾は、散弾銃で発射できる単体弾。サボット・スラッグ弾は、金属製弾丸がプラスチックのカバーで包まれたもの。ライフリング付きの銃身で撃つのが一般的だが、無い銃身で撃てるものもある。
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問25:No.149 鉄製の散弾についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:同じ号数の鉛製の散弾に比べて、実包内の散弾の粒数が3割程度少なくなっている。
- イ:鉛製の同じ号数の散弾に比べて、飛距離や殺傷力が多少落ちるので、鉛弾と同等の効力を得るためには、数字が1号~2号程度小さい号数の散弾を使用することが適当である。
- ウ:鉛製の散弾に比べて固いので、同じ号数の散弾であれば、殺傷力は鉛製のものよりも大きい。
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答)イ
鉛に比べて軽いので、実包の粒数は3割程度多く入っている。また、同じ号数の散弾に比べて飛距離や殺傷力が多少劣る無毒性である。
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問26:No.150 散弾の飛距離についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:散弾は、初速(銃口から出たときの速度)が同じならば、大きい(重い)ほど飛距離は長くなる。
- イ:散弾は小さいので、その飛距離は風の影響をほとんど受けない。
- ウ:散弾の飛距離は、射角35~40度で発射したときに最も長くなる。
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答)ア
散弾は大きく重いほど飛距離は長くなる。風の影響は強く受ける。
最大到達距離が得られる射角は、ライフル銃が32°C~35°C、散弾銃が20°C~30°である。
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問27:No.151 散弾の最大到達距離についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:散弾の散開が直径約3メートルの円になって広がったときの距離のことをいう。
- イ:発射された散弾が大気中を飛行して、殺傷力を持っているか否かにかかわらず、最も遠くまで飛んだときの飛距離のことをいう。
- ウ:大気中に射角45度で発射された散弾が、最も遠くまで飛んだときの距離のことをいう。
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答)イ
最も遠くまで飛んだときの飛距離。殺傷力の有無を問わない。射角20°~30°で得られる。
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問28:No.152 散弾の最大有効射程距離についての次の記述のうち、適切なものはどれか。
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- ア:散弾が散開して鳥獣を捕獲するとき、ほぼ確実に捕獲できる最も遠い飛距離のことである。
- イ:散弾の散開が、直径約1メートルの円になったときの距離のことをいう。
- ウ:散弾が包んでいるワッズが大気中を飛行して、最も遠くまで飛んだときの距離のことをいう。
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答)ア
獲物を捕獲できる、最も遠い距離のことをいう。
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問29:No.153 一般のスラッグ弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:70メートル
- イ:100メートル
- ウ:130メートル
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答)イ
スラッグ:100m OOB~4号:50m 5~6号:45m
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問30:No.154 00B号散弾の最大有効射程距離を正しく示したものはどれか。
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- ア:50メートル
- イ:70メートル
- ウ:90メートル
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答)ア
OOB~4号:50m 5~6号:45m