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- ア:野生鳥獣は、 農林水産業や生活環境への被害をもたらすため、甚大な被害が生じた場合には、直ちに 根絶させるための徹底した捕獲を実施しなければならない。
- イ:地域的に著しくニホンジカが増加し、生態系へ甚大な被害が発生している場合でも、進入防止柵の設 置が対策の基本であり、捕獲による対策は極力避けなければならない。
- ウ:極力農林水産被害の軽減と鳥獣の地域個体群の存続を図るためには、第一種特定鳥獣保護計画、第二 種特定鳥獣管理計画の策定による総合的な取組が効果的である。
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答)ウ
鳥獣の保護及び管理は、その生息数が著しく減少し又はその生息地の範囲が縮小してい る鳥獣を第一種特定鳥獣保護計画に基づき保護することとしている。また、その生息数 が著しく増加し又はその生息地の範囲が拡大している鳥獣については、第二種特定鳥獣 管理計画に基づき個体群管理を適確に行うこととしている。